カービングは、タイ国の宮廷料理を飾る技として生まれた伝統工芸で、タイ語で、<ゲ・サラック>と呼ばれており、その歴史は600年とも700年とも伝えられています。
ナイフ1本で果物、野菜、石けんなどを彫刻して美しい造形を生み出す芸術です。
私自身、果物・野菜・石けんなどを、ナイフ1本で彫刻してゆくカービングの奥深さに魅了され、今ではナイフが手放せなくなりました。
気軽に参加できる体験レッスンで、ぜひ奥の深いカービングの世界を体験してみてください。
初めての方向けに、特別料金でソープのクリスマス飾り、ニンジンで花と葉、ソープのクリスマスツリーのいずれかを作っていただきます。
*予約フォームは1名様までになっておりますが、2名様以上でご参加ご希望の方はお問合せくださいませ。
1999年から3年間、夫の転勤でタイのバンコクに在住し、せっかく暮らすのだからタイの文化をなにか学びたいと思っていました。そんなとき、友人に誘われてカービングの存在を知り、習うようになったのがきっかけでした。
そもそも手先が器用だったり絵を描いていた訳ではなかったのですが、いざカービングをやってみたら、彫っている間は気持ちが集中し、それがとても心地よかったんです。
さらに出来上がった作品は綺麗だしで、すっかりハマってしまいました。ある日突然、ばったり出会ってしまったという感じです。
道具は基本的にナイフ一本で、場所も新聞紙くらいの広さの机があればどこでもできるカービング。
材料は石鹸やフルーツといった身近にあるもので、費用もそれほどかかりません。
そして彫っているときにすごく気持ちが集中できること。脳内物質がでているかと思うような、なにかこう、ふわっとしたものが出ているのを感じることがあります。とにかく気持ちがすごく集中して、多少の雑事は忘れてしまうくらい。
そんな夢中になる体験を提供し、皆さんが集中してどんどん彫れるようになっていただけることが、私にとってとても嬉しいことです。
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